母、新たな決意を固める ~友達ママをコンビニから見送る~
2019年 09月 02日
子どもたちの同級生の友達ママと、母は、以前働いていた飲食店でも、今回転職したコンビニでも一緒に働いてきました。
母がコンビニの仕事を覚えたら、一緒の時間帯で働かせてもらえるという事をオーナーさんと約束していたので、ものすごいスピードで母は、仕事を覚えました。
そして、3か月経って、やっと一緒の時間帯で来週から働けるとなったときに、友達ママは、ドラッグストアに転職を決めてしまいました。
母は、一緒に働きたいとかなり言いました。
でも、友達ママの決意は固くて、社会保険があるし時給も高くて、曜日時間も固定制という、友達ママの理想のドラッグストアに行くことになりました。
友達ママが、コンビニで働く最後の日、母は、その時間、シフトには入っていなかったのですが、車で迎えに行きました。
そして、家まで送りながら、ゆっくり話をしました。
友達ママが、しみじみ言いました。
「chieさんは、今度のコンビニの仕事がとっても合ってるんだよね。だから、一緒に転職しようとは誘えなかったんだよ。」
「仕事場で会えなくても、友達だからね。ほかで会えるよ。私たちの関係は、そんな簡単なものじゃないからさ。」
そうだね。これからも、会えるよね。
今回のコンビニで働いた事で、友達ママはもっと条件の良いドラッグストアに行くことができたんだよね。
それなら、応援するよ!!
友達ママのおかげで、仕事をたくさん覚えることができて、やりがいが出たんだよ。
コンビニの仕事は楽しいから、これからも続けるよ。
でも、ドラッグストアが合わないときは、また週2回くらいでもいいから、違う仕事を探して、一緒に働こうね!!
長い年月一緒に働いてきた友達同士、それもいいねぇと話し合いました。
とりあえず、友達ママが仕事に慣れたら、お茶を飲む約束をして、別れました。
一緒に働けなくなるのは、すごく寂しいけれど、友達ママのこれからの道が、幸せであればいいなと願った母でした。