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息子くん、生まれてはじめて、学校の旅行に参加できる!!(3)~せいさ国際高校 北海道研修旅行~

さぁ、息子くん、生まれてはじめて参加できた学校の旅行。

せいさ国際高校北海道研修旅行3泊4日の旅も、母からするとあっという間に帰って来る日となりました。

息子くん、本人のポリシーなのか、今時の高校生なのに、携帯をもってないんですよ。

だから、出かけたら最後、どんな状況になってるのかは、さっぱりわからないんです。

幼稚園からの幼馴染で、我家のフリースクール時代に母が勉強を教えていたKくんとJくんとは、メールで話したけれど、もう2日目からは、忙しいだろうと、母も連絡をしませんでした。

帰って来る日の朝、母は、二人にこれだけ送りました。

「無事生還を祈る!!母たちは、羽田空港で待っている!!」

もう、力尽きているのでしょう。

既読だけついて、返事は返ってきませんでした。


母は、全く子煩悩なタイプではありません。

発達障がいも、特性が重いけれど知的ではないとすると、預かってくれるところがなかったので、ずっと離れずにいたのだと思っています。

子どもの才能を伸ばすのが趣味だったので、24時間、息子くんが寝ているとき以外は、この15年間、ほとんど離れずに育ててきてしまいました。

学校が預かってくれるなら、ラッキー!!!

息子くんのいない日々を、これまた超ドライな性格の娘さんと一緒に満喫しました。


そして、息子くんたちが帰って来る日の朝は、我家では、塾の日でした。

Rちゃんと一緒に、楽しく勉強をしました。

Rちゃんが、ずっと息子くんたちが旅行に行く前から今日まで、心配してくれていました。

Rちゃん親子とちょっとおしゃべりしてから、母は、1時半に家を出ました。


KくんママとJくんママと一緒に、電車の駅で待ち合わせをしたのですが、実は、羽田空港には、子どもたちが到着する1時間前には行けるように計画していました。

それは、空港で買い物を楽しもうと思うママたちのささやかな楽しみのためでした!!


我家は、実家が九州ということもあって、移動は毎回飛行機です。

空港なんて、しょっちゅう来ているし、母が、10年働いていた幼稚園の遠足は、毎年空港見学でした。

展望デッキから、離陸着陸する飛行機を見るのですが、子どもたちは、そろって思いっきり母に群がりました。

「先生!!おんぶしてー!!抱っこして見せてー!!」

たんすを運ぶ事が出来るほど力持ちな母は、ずっと子どもたちを抱えて見せつづける遠足の日々でした。

だからね、空港なんて、ぜんぜん珍しくないし、面白くないところだと思っていました・・・。


でも、友達ママは違いました。

空港限定スイーツや食べ物を、調べてきて大喜びで買っていました。

それを見て、思わず母も楽しめました!!

こんな楽しみ方もあったんだなーと、改めて思いました。


子どもたちが帰ってくる少し前に、到着出口で待っていました。

見送りの時も思ったのですが、送迎に来ているママたちが思ったより少ないんです。

すごいなぁ。子どもだけで、空港集合解散ができるのかぁと、感心しました。

我家のもとフリースクールのメンバーたちは、絶対まだ無理なミッションだと思いました。


夕方5時30分・・・・。

ゾンビのような表情で、疲れきったJくんとKくんが到着出口から出てきました。

顔色が悪すぎー!!!

もう、旅の過酷さが表情にあらわれていました。

少し遅れて、マスクはしているけれど、比較的顔色良く元気そうな息子くんが出てきました。

こっちは、楽しかったんだろうなぁと、予想できました。


それからまた、親子6人、行きのラッシュよりはひどくないけれど、そこそこ混んでいるモノレールや電車バスで2時間かけて、家に帰りました。

Kくんは、言いました。

「ほとんど食えるものがなかった。ウロウロする子の面倒を見ていたら、疲れた・・・。」

買って食べたりしなかったの?

「持って行ったカロリーメイトとか食ってた。」

Jくんは、言いました。

「もう、疲れた・・・。部屋が3人部屋とかで、少なくてよかったんだけど、最後の日に宴会とか何でかこの部屋で行われて、メッチャ人数が増えたんだよ・・・。」

母は、二人の話を聞きながら、本当によくがんばったよー!!!すごいよ。よく行けたよね!!

これで、スクーリングの単位は、もらえたんだよね。良かったね!!と話していました。


二人は、それぞれのママたちに、いろいろ話をしていました。

フリースクールの先生をしていたので、子どもたちの話をわが子のように聞いていたのですが・・・。

すっかり息子くんを、置いている事に気づきました。

どうだったのー??と、息子くんに尋ねると、こんな事を笑顔で言いました。

「楽しかったよ!!最後のちゃんちゃん焼きはダメだったけど、ほとんどの料理は食えたし、オレは班長だったけど、がんばったと思う。」

ああ、そうなんだねー。楽しかったなら良かったね。

「まぁ、いろいろあって、風邪はひいてるけど、大丈夫だったよ。先生たちといっぱい話したしね。」

「母さん、家に着いたら、オレの冒険談を聞いてくれよ。」

えええー。冒険談、話しちゃう??

今から帰って2時間後には、深夜早朝の飲食の仕事に行くんだけどー。

じゃ、仕事までで良かったらいいよー。続きは、明日でもいいかな?と言いながら、帰りはマクドナルドでハンバーガーを買って、家にたどり着いたのは、夜8時でした。

北海道3泊4日の研修旅行・・・。

息子くんやJくんにとっては、学校でのはじめて参加した旅行になりました。

発達障がいや不登校。

特性の重い子どもたち3人をも受け入れて、旅行にまで連れて行くことが出来るせいさ国際高校の先生たちは、本当にすごいと思いました。

そして、ここまで成長した子どもたちにもすごいと改めて思いました。

いやー、奇跡って起きるんだなぁ・・・。


大げさじゃなくて、15年にわたる大変すぎた子育ての中で、喜びをかみしめた母でした。


~次回、息子くん目線の冒険談を記事にします。こうご期待!!~





Commented by chie_tknr at 2018-05-27 07:56
3月7日に、コメントくださったモリモトさんへ

わー!!!
本当に本当にごめんなさい!!

3月7日に、コメントいただいていたんですね!!
思いっきり、5月の終わりの今、気づきました。
何してたんだろう?
せっかくコメントいただいていたのに・・・。

こんなにおそい返事のお返しで申し訳ないとしかいいようがないのですが・・・。

本当に、遅くなってごめんなさい。

モリモトさんコメント嬉しいです!!
子どもさん、場面緘黙(動)なんですね。
大変でしょう。

以前、場面緘黙の子どもさんと関わっていたんですけれど、本当に、学校と家とか、私の前と他の人への態度が全然ちがいました。

小3の息子さん、今は4年生ですね。
クラス替えとかはあったのかな?
新しい環境とか苦手だと思うから、大丈夫かな?

学校に喜んで行っているということだから、本当によかったです!!
中学校からの学校は、本当に悩みますよね。

我家は、子どもの思いを最大限に尊重したので、メチャクチャ親が苦労する羽目になりました。
でも、今となっては、子どもの思いを尊重してあげて選ばせてあげて良かったなと思っています。

子どもたちも、その学校でうまくいかなかったけれど、自分で選んでダメだったから、今度は別の道でやって行こうとしっかり思えたみたいなんですよね。

一番大事なのは、子どもの心を大事にすることと、辛くなって病んできたと思ったときはすぐに、違う道に行かせることだと思っています。

親は、賢く、いろんな道を探してあげると元気になるのも早いし、トラウマにもなりにくいようだと、子育ての中で学びました。

ブログを読んでいただけて嬉しいです。
近かったらねー。ぜひお茶を飲みたいのだけれど・・・。

いつか会えるといいです。
子育て、一緒にがんばりましょうね!!

モリモトさんの息子さんが、良い道にいけるといいなぁと、これからも、思っていますね!!

本当に、気づかなくって、ごめんなさいー。
Commented at 2018-05-27 09:53
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by chie_tknr at 2018-05-28 16:33
鍵コメさんへ

ただいまです~。
とは言っても、帰って来たのは息子くんですが笑

何年もブログ記事をかかせてもらっているのに、まだ機能がわかっていないんですよ。

そうかぁ。フォローとかすれば、他のブロガーさんの記事が読みやすいのかぁ。

いつも、子どもたちに教えてもらってやっているところもあるので、また聞いてみます!!

私も、鍵コメさんのファン申請したいです。いや、フォローなのかな?

いろいろあっても、続けていっている鍵コメさんは、すごいですよ。

実は、私はどんな記事を読んでよいか迷ってしまうタイプで、ちょっとしか他の方の記事を読んだことがないんです。

だれか、私のブログを読んでいる方とかで、自分の記事を読まない?って誘ってくれないかなって、よく思っています。
さがせるのかな?うーん・・・。

だから、鍵コメさんのブログが、私の息抜きというか楽しみなんですよ。

これからも、ゆっくりでも、何でもいいので、書いていってくださいね!!

いつも、楽しみにしています!!
by chie_tknr | 2018-05-27 06:56 | 学校の事 | Comments(3)