大丈夫なのか?娘さん?! ~新しい器械体操クラブ~ 

娘さんが、私立中学校を退学して、もうすぐ3ヶ月が経とうとしています。

私立中学校の器械体操部に憧れていた娘さんでしたが、続ける事は、出来ませんでした。

それで、娘さんは、退学した後に、新しく器械体操クラブに入りました。

自宅からは、車で30分ほどの距離を、週3回、娘さんを乗せて、母は付き添いをしています。

付き添いと言っても、その体操クラブは、練習を親が見学していいのは、一ヶ月に一回と決まっています。

それで、母は、毎回1時間。その体操クラブの近くにあるコンビニやスーパーで、買い物をしたり、イートインコーナーで、コーヒーを飲みながら時間を潰して、待っています。

ほとんど、今まで、娘さんが練習している姿を見たことがありませんでした。

でも、一日、フリースクールも休みで、暇だったので、一時間ずっと娘さんの練習を見に行ってみました。

大きな大会の後だったのと、お盆のために、娘さんのクラスだけが、体操クラブで練習になっていました。

そして、そんな中、見学をしているのは、母だけという状態になってしまいました。

他の子供たちがお休みなので、普段は、手伝っていない監督さんが、入りました。

そして、普段と同じように、男のコーチも二人入りました。

そして、母は、目の前で練習する子どもたちのレベルの高さに、ビックリしました。

何往復も走りこんで、そして、筋トレ、柔軟・・・。

小学校1年生から中学校3年生まで一緒になっている、一番下のクラスとは思えないハードな練習でした。

すごい・・・。一時間だからと思っていたけど、ハードだなぁ。

そして、基本的な技のトレーニングに入りました。

2グループにわかれて、マットと鉄棒を今日は、練習していました。

娘さんは、はじめに、マットを練習しました。

前転や後転、側転など、みんなと一緒に練習している娘さんを見て、元気になったなぁと、母は、嬉しくなりました。

そこから、難しい技の練習に入りました。

バク転、そして、前宙の練習になりました。

娘さんは、器械体操を6年間してきているので、ある程度の難しい技は、出来ます。

他の子供たちと、メニューをかえて、コーチたちは、娘さんに練習させてくれていました。

良かったね。これなら、きっと上手になるねと、思ったのは、一瞬でした・・・。


ええ?ちょっと、待って!!

娘さん、走ってきて、バク転バク転バク宙をします。そして、折り返して、走ってきて展開前宙をしています。

そして、休む暇がほとんど無い状態で・・・・・。

これは、これは、辛すぎだよー!!

コーチたちは、娘さんが一回技をするごとに、ダメなところを伝え続けています。

えーと、まずいよね・・・。この状態で言われ続けたら、娘さんは、ヤバイ性格だよね・・・。

思ったとおり、娘さんの顔が般若のようになってきました。

そして、娘さんは、コーチに、一言つぶやきました。

「キツすぎる」

コーチの顔つきが険しくなりました。

「だったら、やめちまえ!!」

おおおおおー!!! うわぁー。修羅場だよー!!

これは、もう、荷物をまとめといたほうがいいかな?

むすめさん、激怒で帰るんじゃないの?

母は、これは、もう、この器械体操教室も、終わったなぁと、思いました。


母の予想に反して、娘さんは、その後も、汗だくになりながら、不機嫌な表情ながら、練習を続けました。

練習が終わったと共に、お礼を言って、すぐに、娘さんと母は、器械体操教室を出ました。

すると、娘さんは、近くの二本の電柱に思いっきり、とび蹴りをしていました。

子どもをお迎えに来ていたママさんや一緒に練習していた子どもたちが、目の前で見ていて、固まりました・・・。

苦笑いで、母は、その横を通り過ぎて、車に乗り込みました。


娘さんが、叫びます。

「クッソー!!メッチャ腹立つ!!いちいち、うるせーんだよ!オレだけ、二倍の量、練習してんだよ。疲れるに決まってるじゃんか!!」

母は、思わず、尋ねました。

あのね、いつも、あんな感じで、練習してるの?

3ヶ月近くで、ものすごく上手になってるから、すごいと思ったんだけど、もっと、楽しくやってるのかなって、思ってたんだけど・・・。

「いつもよりも、今日は、ハードだったし、コーチが厳しかったよ。」

「ママが来てたから、きちんと指導してるところを見せたんじゃないかな?」

もっと、人が多い時に見に行ったほうがいいよね。楽しくやれてれば、それでよかったんだけど、きっと、親としては、しっかり指導しているという姿を見たいという人が多いんだろうね。

いやー。びっくりしちゃったよ。

大丈夫?辛いなら、せっかく入ったクラブだし、もう6キロも痩せれたけど、やめてもいいんだよ。

娘さんは、意外と平気そうに言いました。

「大丈夫だよ。この器械体操クラブで、がんばってみるよ。普段は、そこまで、厳しくないし。上手になりたいからね。」

そうなんだね。何だか、すごいねぇ。我慢強くなったねぇ。

いろいろな辛い事を乗り越えて、娘さんは、我慢強く以前よりもなったようです。

すぐに、キレる性格は、母に似たんだなぁと、申し訳なく思いながら、母は、一つだけ、娘さんにアドバイスをしました。


いい?これだけは、よく聞いてね。ママも、昔、腹が立つと、電柱を殴ったり蹴ったりして、我慢をしていたんだよね。

でも、これだけは、守らないといけない事があるんだよ。

人の見ていないところで、電柱は蹴るようにね。

女の子は、特に、その姿を見られると、ドン引きされるからね。


一山越えたら、また一山だなぁ・・・。

いろいろ起きる子育てだと、ため息をついた母でした。





by chie_tknr | 2017-08-18 21:23 | 器械体操 | Comments(0)