娘さんが、私立中学校を転校することにしたその後・・・ ~新しい道へ~ (1)

娘さんが、小学校3年生から行きたいと思って、やっと入れた私立中学校でしたが、いろいろな問題が起きて、転校する事を決めました。

そして、荷物を全て取りに行き、私立中学校の先生たちに挨拶を終えた後から、ものすごい勢いで、母は、娘さんが次の道へと進めるように、動きだしました。

娘さんは、一般と比べて自分ががんばれていないと思うと、とても罪悪感を感じるタイプの子どもです。

今回の私立中学校に行けなくなってしまったということで、精神のバランスを崩してしまわないようにする事を、一番に気をつけて母は、動きました。

それには、スピードが一番大事だと思いました。

大好きな器械体操を思いっきりできる環境にすぐに移れるようにすること。

そして、私立中学校へはいけなくても、自分が行く事が出来るという外部の居場所を作ること。

それが、娘さんが、自信を持って、過ごしていく方法になると思いました。

まずは、以前から、私立中学校の器械体操部が合わないときにとさがしていて、体験までしていた体操クラブに、すぐに入会しました。

そこの体操クラブは、車で30分の距離にあります。

まずは、一番下の一般レベルのクラスから入会して、三ヶ月に一回ある昇級試験で、育成コース、選手コースへと上がっていくシステムの設備の充実した体操クラブです。

週3回の練習を、一般クラスの間は、その体操クラブでしていく事になりました。


入会の時に、コーチの男の先生から、こんな事を言われました。

「これから、選手になっていくならば、がんばって欲しいことがあるんです。」

「これからどんどん難しい技をやっていくので、体重が重いとケガのリスクが増えると思います。」

「せめて、あと5キロは痩せるようにしてください。」

ん?痩せる?・・・ 母は、とりあえずハイと言って、体操クラブをあとにしました。

娘さんが、おもしろそうに言いました。

「スゲーよねぇ。オレさ、痩せれば選手になれるって言われたんだよねぇ。」

ああ、そういう事なの? 娘さんは、コーチの言った意味がわかったようです。

そして、嬉しそうに言いました。

「今まで、私立中学校の器械体操部ではさ、全く技を教えてもらえなかったんだよ。筋トレと走りこみばかりでさ。補助もしてもらえないから、他の先輩を見て、何とかやれるようにしようと思ってがんばったんだよ。」

「だけど、この体操クラブのコーチは、どんどん難しい技をさせてくれるって言ったんだよ。しかも、補助もしてくれる。」

「ただ、痩せればいいとか、すごくね!!オレ、マジで、がんばるわ!!」

良いコーチだよね。痩せなさいってただ言うのではなくて、ケガのリスクを少なくするためにって、言ってくれたんだね。

じゃあ、母も、娘さんのために、全面協力することにするよ!!

娘さんは、決して太っているわけではありません。

一般の女の子の中では、スタイルの良い方だと思います。

筋肉がついていて、お腹は、4つに割れているくらいの体格です。

でも、器械体操を本格的にやっていく子どもたちの中では、体重は重いのだと思いました。

しかも、娘さんは、精神的なストレスから、私立中学校に入学してから、たくさん食べるようになって、3キロ太っていました。

この体操クラブのコーチの言葉で、次の目標を見つけた娘さんは、またやる気を出す事ができました。

子どものダイエットは、成長期ということもあり、難しいものです。


次に、母が動いた事は、娘さんのダイエットの専門家をさがす事でした。

娘さんは、二週間に一回、整体に通っています。そこで、メンテナンスをしてもらいながら、器械体操を続けてきました。

その整体は、ダイエットのために、針や耳つぼ、酵素を使った食事療法、加圧トレーニングもしてくれる専門のところでした。

器械体操のために、3ヶ月で5キロ体重を落としたいと相談すると、娘さんは、成長期なので、加圧トレーニングで、筋肉をつけつつ、痩せていくという方法をしてくれることになりました。

週に2回。加圧トレーニングをすることになりました。

食事で、一日1500キロカロリー以内の食事を、母がノートに書いて、毎日計算する事にしました。

食事は、母が作るだけでは、あきてしまって、苦しいダイエットになるかもしれないので、夕飯は、ワタミの宅配を頼んで、400キロカロリーのお弁当を毎日食べるようにしました。

目指すは、おやつも食べつつ、ストレスが少ないダイエットです。


3週間で、娘さんは、3キロ痩せて、私立中学校入学前の体重に戻りました。

ここから、5キロ。加圧トレーニングとカロリー管理で、3ヶ月かけて、痩せていく予定です。

娘さんは、器械体操を体操クラブと、今までずっと通っているショッピングモールの体操教室で、週に5日。加圧トレーニングに2日元気に通っています。

この頃、娘さんがつぶやきました。

「オレさ、私立中学校の器械体操部を辞めてよかったと思うんだよ。きっと、上手くはなれなかっただろうし、楽しくなくなって、器械体操自体をやめてたと思うんだよね。」

そうだね。人には合う合わないってあるからね。娘さんにとっては、今の道が合ってるのだと思うよ。

器械体操が、また楽しくなったという娘さんの笑顔を見れて、自信を失ってしまわずに良かったと、しみじみ思う母でした。




by chie_tknr | 2017-06-28 12:04 | 学校の事 | Comments(0)